ミツバチと対話し自然との共生を体感する

ミツバチは花蜜を集めて受粉をすることにより、地域に根付いた自然を促進し、私達が生きてく上で必要な農作物を作る大切な役割をしています。
都市型養蜂での活動は、ミツバチの生態や周辺環境を知ることで、環境の大切さを地域住民が再認識する取り組みです。

都市では感じることが難しい自然循環の大切さを実際に見学することで都市部の緑化を見直すきっかけ作りとなります。
「緑や花に関する親子の会話が増えた」
「子どもが自然環境に強い興味を示すようになった」
などの声が、環境教育の観点から自然環境に関する啓発活動としても期待できることがいえます。

博多ミツバチプロジェクトでは現在、博多区住吉の養蜂場(15群)を含め(博多区綱場町2群、糸島市2群、福津市2群、熊本市2群)合計23群のミツバチを管理しミツバチの保護活動を行っております。
(2023年1月現在)

巣箱設置企業様の声

これまで、ハチミツを使う商品をほとんどつくってきませんでした。
外国産は味が強すぎて、美味しい商品が出来ませんでした。
しかし、店の近くで吉田さんが日本ミツバチの飼育をしていると知り、
採れたてのハチミツを試食して考えが変わりました。
さらりとした口当たりと花の香り。
「こんなに美味しいハチミツは初めて」と気に入り、商品開発に取り組みました。
「博多ハニーレモン」「博多ハニーフランボワーズ」と美味しいショコラができました。
そして、本社社屋の屋上で日本ミツバチの飼育も始めました。

うちのミツバチ達は近くの神社や公園の花の蜜をとってきます。
採れるハチミツの量こそ少ないのですが、在来種のミツバチが受粉することで、
地域の花や緑が豊かになればと思っています。
お菓子を通して、蜂や自然のことを知ってもらう手助けができたら嬉しいです。

チョコレートショップ
代表取締役社長 佐野 隆 様


2004年創業の豚骨ラーメン店『博多一幸舎』です。地域の皆さまからいただく多くのご支援に対して、何かお返しできないか…と考えていた時、『博多ミツバチプロジェクト』とのご縁がありました。
導入前は自然を相手に、まして生物を扱うことへの不安もありましたが、万全のサポートにより今では順調に活動する蜂たちの姿に、元気をもらっています。
巣箱の導入を通じ『活動内容や日本ミツバチについてもっと知りたい』とお取引先からの質問が増え、多くの方が社会貢献について高い関心を持ち、どのように継続して取り組むかを模索されていることを知りました。
今後は採蜜会やハチミツの食べ比べ、ハチミツを使用したメニューの提供など、飲食店ならではの活動を通じ、『日本ミツバチ』や『社会貢献』について知ってもらうきっかけになれれば幸いです。

株式会社ウインズジャパンホールディングス
総務部 課長 五嶋美保


我々ゴルフ場の従業員は日々お客様へ安全で快適な施設とサービスを提供することが主な業務ですが、日本ミツバチの養蜂を2023年6月より開始し、私を含め従業員が「食の生産に携わるという」といった今までにはない新しい感覚が生まれています。
SDGsの取り組みの一つとして始めた養蜂ですが、初めての採蜜でより理解が深まりました。
今後は採れた蜂蜜を有効利用できる方法やお客様へ「芥屋特産物」としての販売、新たなレストランメニューの創出が出来るように養蜂を続けて参ります。
また、特にゴルフ場周辺の環境保全にも意識を向け、よりよい環境作りに貢献できるように努めたいと考えています。
最初は、戸惑うこともありましたが、博多ミツバチプロジェクトさんのフォローもあり、今では日本ミツバチの存在がすっかり会社の中に溶け込んでいます。

福高観光開発株式会社 芥屋ゴルフ倶楽部
高倉 慶正

オトナもコドモも知ってみよう!「ミツバチの不思議な世界」

ミツバチの不思議な世界 巣箱見学会・採蜜見学会

「蜂は刺す、こわい」というイメージがありませんか?

日本ミツバチはとてもおとなしい昆虫で、こちらが刺激しなければ刺すことはありません。

巣箱見学会ではミツバチの生態を解説しながら、巣箱見学会を行っています。
人とミツバチと向き合う社会はこれからの時代にとても重要なことです。

五感をフルに働かせ、想像力や自然の偉大さを実感し、
博多の街なかで、ミツバチと触れ合うという貴重な体験ができます。

巣箱見学会・採蜜見学会を参加された方々の感想

「ミツバチがこんなに可愛いとは思わなかった」
「はちみつをありがたく頂くようになった」
「ミツバチの会話でコミュニケーションが増えた」
「今まで殺虫剤で殺していました。知らぬ間に私達の生活に役に立ってると知りました。もう、殺すのはやめようと思いました。」
「日本ミツバチは体を張って家族の為に戦うときいて、見直しました。」
などの声が寄せられ、ミツバチを通じて食育や環境教育、更には、経済の勉強にまで発展し、
自然環境に関する啓蒙活動として期待できる活動と言えます。

街なかにある都市養蜂場はアクセスがよく見学ができ、ちょっとした自然体験が可能です。
博多ミツバチプロジェクトでは要望に応じてミツバチ学習会プログラムを提供しています。

巣箱見学期間(3月~11月半ば 冬はミツバチ達のお休みシーズン)
(最小催行5名様以上での開催を原則としています。また、費用等はお問い合わせください。)

巣箱見学会内容

日本ミツバチのこと ・ミツバチと私たちの環境について ・ミツバチと植物の関係性 ・ミツバチの歴史 ・ミツバチの生態 ・ハチミツができるまで ・都市養蜂のこと ・ミツバチプロジェクトの活動と目標など、解説しながら、実際に養蜂場を見学してもらいます。

所要時間:40分

採蜜見学会内容

日本ミツバチのこと ・ミツバチと私たちの環境について ・ミツバチと植物の関係性 ・ミツバチの歴史 ・ミツバチの生態 ・ハチミツができるまで ・都市養蜂のこと ・ミツバチプロジェクトの活動と目標など 春と秋は採蜜体験やとれたてのハチミツの試食などを行います。(時期により内容は変わります。)

所要時間:1時間