
ミツバチは花蜜を集めて受粉をすることにより、地域に根付いた自然を促進し、私達が生きてく上で必要な農作物を作る大切な役割をしています。
都市型養蜂での活動は、ミツバチの生態や周辺環境を知ることで、環境の大切さを地域住民が再認識する取り組みです。
都市では感じることが難しい自然循環の大切さを実際に見学することで都市部の緑化を見直すきっかけ作りとなります。
「緑や花に関する親子の会話が増えた」
「子どもが自然環境に強い興味を示すようになった」
などの声が、環境教育の観点から自然環境に関する啓発活動としても期待できることがいえます。


これまで、ハチミツを使う商品をほとんどつくってきませんでした。
外国産は味が強すぎて、美味しい商品が出来ませんでした。
しかし、店の近くで吉田さんが日本ミツバチの飼育をしていると知り、
採れたてのハチミツを試食して考えが変わりました。
さらりとした口当たりと花の香り。
「こんなに美味しいハチミツは初めて」と気に入り、商品開発に取り組みました。
「博多ハニーレモン」「博多ハニーフランボワーズ」と美味しいショコラができました。
そして、本社社屋の屋上で日本ミツバチの飼育も始めました。
うちのミツバチ達は近くの神社や公園の花の蜜をとってきます。
採れるハチミツの量こそ少ないのですが、在来種のミツバチが受粉することで、
地域の花や緑が豊かになればと思っています。
お菓子を通して、蜂や自然のことを知ってもらう手助けができたら嬉しいです。
チョコレートショップ 代表取締役社長 佐野 隆 様

福津市の指定管理者(ふくつパークスグループ)として管理している公園の遊休地の活用について何かできないかと考えていた時にたまたま目にした博多ミツバチプロジェクトの新聞掲載記事に出会いました。
「これは面白い、学校や地元企業と連携しながら楽しみながら環境問題を学ぶことができるかも」と思い、
博多ミツバチプロジェクトを訪問しました。
その後、採蜜見学会に子どもを連れて参加したところ、子ども達がミツバチに興味を示し、
楽しそうにしていました。
会社のビジョンである「サステナブルな暮らし・地域社会の価値の共創」にぴったりと合う内容でした。
早速、指定管理者のグループ内で打ち合わせを重ね、博多ミツバチプロジェクトさんと協定を結び、
翌年春に巣箱を設置しました。
初めて採蜜を経験したスタッフは「短期間でこんな美味しいハチミツができるなんて思ってもいなかった」
「ミツバチって凄い」と、感動していました。
次年度は子どもたちの環境教育にも力をいれ、持続可能な社会の構築に貢献したいと思います。
西部ガス株式会社 今村 祐介 様

「蜂は刺す、こわい」というイメージがありませんか?
日本ミツバチはとてもおとなしい昆虫で、こちらが刺激しなければ刺すことはありません。
巣箱見学会ではミツバチの生態を解説しながら、巣箱見学会を行っています。
人とミツバチと向き合う社会はこれからの時代にとても重要なことです。
五感をフルに働かせ、想像力や自然の偉大さを実感し、
博多の街なかで、ミツバチと触れ合うという貴重な体験ができます。
巣箱見学会・採蜜見学会を参加された方々の感想
「ミツバチがこんなに可愛いとは思わなかった」
「はちみつをありがたく頂くようになった」
「ミツバチの会話でコミュニケーションが増えた」
「今まで殺虫剤で殺していました。知らぬ間に私達の生活に役に立ってると知りました。もう、殺すのはやめようと思いました。」
「日本ミツバチは体を張って家族の為に戦うときいて、見直しました。」
などの声が寄せられ、ミツバチを通じて食育や環境教育、更には、経済の勉強にまで発展し、
自然環境に関する啓蒙活動として期待できる活動と言えます。
街なかにある都市養蜂場はアクセスがよく見学ができ、ちょっとした自然体験が可能です。
博多ミツバチプロジェクトでは要望に応じてミツバチ学習会プログラムを提供しています。
巣箱見学期間(3月~11月半ば 冬はミツバチ達のお休みシーズン)
(最小催行5名様以上での開催を原則としています。また、費用等はお問い合わせください。)

巣箱見学会内容

日本ミツバチのこと ・ミツバチと私たちの環境について ・ミツバチと植物の関係性 ・ミツバチの歴史 ・ミツバチの生態 ・ハチミツができるまで ・都市養蜂のこと ・ミツバチプロジェクトの活動と目標など、解説しながら、実際に養蜂場を見学してもらいます。
所要時間:40分
採蜜見学会内容

日本ミツバチのこと ・ミツバチと私たちの環境について ・ミツバチと植物の関係性 ・ミツバチの歴史 ・ミツバチの生態 ・ハチミツができるまで ・都市養蜂のこと ・ミツバチプロジェクトの活動と目標など 春と秋は採蜜体験やとれたてのハチミツの試食などを行います。(時期により内容は変わります。)
所要時間:1時間半
